フリーランスエンジニアの最大のリスクは「体調」と「孤独」の2つです。
案件がなく収入が安定しないというリスクもよく聞くかもしれませんが、元気であれば這いずり回ってでも案件を獲得すれば良いですし、エージェントを活用することもできますし、エンジニアのリソースはどこでも欲している状況ですのでそれはリスクではなくやる気の問題です。
ただこの「体調」と「孤独」は努力だけではどうしようもならない場合があります。
では今回はこの2つが最大のリスクになる理由と対処法をお伝えします。

フリーランスエンジニアにとって体調がリスクとなる理由
フリーランスエンジニアにとって体は資本です。そのため健康維持はかなり重要でしょう。
体調がリスクとなる理由を
- 短期的な体調
- 中期的な体調
- 長期的な体調
の3パターンで解説します。
短期的な病気
正社員であれば有給休暇を使えますが、まずそもそもフリーランスエンジニアには有給休暇はありません。
そのため風邪などの病気の際には、休むこととなり収入の減少を招きかねません。
まだそれだけであれば良いかもしれませんが、もし納期が迫っている状況であれば、回復後にそれを挽回するだけ働かなければなりません。
出来なければ信頼は得られませんし、出来たとしてもハードワークで再び体調を崩してしまう可能性が出てきます。
中期的な病気
もし1ヶ月ほど休まなければならない場合、正社員であれば人によっては有給休暇でいけるかもしれません。また傷病手当というものも正社員には存在するので、有給休暇が無くなったとしても収入がゼロになる事はありません。
しかし、フリーランスエンジニアの場合、有給休暇はもちろん傷病手当もありません。
1ヶ月くらい体調不良で休むのであれば、契約は解除になるでしょう。そして、貰える報酬は働いた分だけともいきません。
何も成果を残しておらず何も納品されていない状況であれば、最悪報酬は0円です。
長期的な病気
生活に支障を及ぼすなどどうしようもない時は、障害年金を貰う事ができる可能性はあります。
この障害年金はフリーランスエンジニアであっても貰う事ができます。ただ厚生年金に入らない分、貰える金額は正社員に比べ少ないです。
さらに基準が正社員に比べ少なく、障害手当金もありません。
このように正社員の方が安心できる環境ではあります。

フリーランスエンジニアが体調面でのリスクを未然に回避する方法
とはいえ、フリーランスエンジニアでもこれらの体調面でのリスクを回避する方法はあります。
その方法は、
- 貯蓄
- フリーランス向けの保険
です。
予め貯蓄をしておく
一つは貯蓄です。フリーランスエンジニアは正社員エンジニアに比べ稼ぐ事ができます。
であればその分を急遽体調不良により休まざるを得ない状況になり報酬が減ったとしても生活できるだけの貯蓄として確保しておくことが重要でしょう。
1日2日であればそこまで大きなことにはならないかもしれませんが 、最悪のケースは長い期間休むことによって契約終了の場合があります。そのため次案件が決まるまでの期間分は最低でも見ておく必要はあるかもしれません。
これだけのリスクを負っているからこそフリーランスエンジニアは正社員エンジニアより多く稼ぐことができるので、その分を少しでも貯蓄に持っていくことで心の安心にもつながるでしょう。
フリーランス向けの保険に加入する
もう一つは保険への加入です。通常の保険でも構いませんが、今ではフリーランス向けの保険が存在し、個人でするより安く加入することができます。
その保険の内容は、今回リスクとして挙げた所得補償をサポートしてくれる内容になっています。また入院などの保証もついているようです。
安く保証が受けられるので安心できるでしょう。
またフリーランス向けというだけあって、その保険の中には仕事に関わる損害賠償などの保険も加入できるようです。ぜひ調べてみてください。
ただ大きな病気にかからない人も大勢いる中で不確定なものに対してお金をつぎ込みたくないという人もいるとは思いますし、フリーランスエンジニアであればそれが出来るので、そのような人たちはリスク回避のためにも貯蓄をおすすめします。

フリーランスエンジニアにとって孤独がリスクになる理由
基本的に人間は孤独に耐えられません。社会的欲求というものがあり、どこかに所属する帰属的欲求が存在します。
1人の方が好きだという方もいるでしょうが「孤独=1人でいる」という訳ではありません。また1人が好きという方は、大抵何かしらで誰かと繋がっています。その比較があるからこそ1人が好きと言えるのでしょう。
つまりここでの孤独とは、不安なことを相談できず自身で抱え込んでしまっている状況を指しています。
今働いている人の大多数は正社員で、現時点でフリーランスエンジニアはまだまだ少数派なのでその不安は大きいでしょう。
孤独でいることは先ほど説明した体調面にも影響しますし、パフォーマンスやプライベートにも影響してしまう可能性があるので好ましい状況ではありません。
フリーランスエンジニアは所属する場所はなく基本1人ですので、よりこの孤独には注意する必要があります。

フリーランスエンジニアが孤独を回避する方法
今では簡単にSNSで人と繋がることができます。ただ見ず知らずの人であれば、なかなか踏み出すのにも勇気がいるでしょう。
最悪その人が同じフリーランスエンジニアかどうかさえ分かっていれば少しは繋がるのに安心できると思います。
なので、回避する方法としてフリーランスエンジニアのコミュニティサイトがおすすめです。
最初からフリーランスエンジニアしかいないコミュニティだと分かっていれば参加しやすい環境ですし、匿名のSNSなどとは違い批判的な意見もないでしょう。
また同じ悩みや経験をしている人は可能性として高いので、求める回答が得られる可能性はかなり高いと思います。
孤独を回避するためにもフリーランスエンジニアと繋がることをおすすめします。
-1.png)
フリーランスエンジニアに特化したコミュニティサイトはある?
もちろんあります!
それはフリーランスエンジニアのためのオンラインサロンである「Pride」です。
現役フリーランスエンジニア数名で運営しており参加者ももちろんフリーランスエンジニアのみです。この条件がそろっていればかなり心強いでしょう!!
孤独という開放もそうですが、体調面での工夫や保険などフリーランスエンジニアならではの様々な悩みを相談できると思います。
またPrideではフリーランスエンジニア同士の情報共有や相談はもちろんそれ以外にも様々な活動を行っています。
- 非公開のDiscord及びLineグループに招待します。
- オフライン交流会 ※月1開催
- オフライン勉強会 ※月1開催
- Prideメンバーズカードをお届け ※参加して2か月目以降に1回
- Pride名刺をお届け ※参加して3カ月目以降に1回
- 夏にはキャンプ!冬にはスキーorスノーボード合宿!
- PrideのYouTubeチャンネルへの出演権をご提供 ※希望者のみ
リスクを少しでも減らし一緒にフリーランスエンジニアとして活躍していきたいみなさんぜひ参加お待ちしています!