フリーランスエンジニアは一般的に稼げるというイメージが強いと思います。
日本の正社員ITエンジニアは、3次請けや4次請けはたまた、それより下に位置する企業に所属して働いているケースが圧倒的に多いです。
その人達がフリーランスエンジニアになれば稼げるようになる可能性はかなり高いです。
ですので、イメージ通りフリーランスエンジニアになった方が稼げると思っていただいても良いでしょう。
しかし中には、思うように稼げず少ない報酬のまま働いているフリーランスエンジニアや正社員に戻る人もいます。
そんな方達の特徴は、この2つです!
- 案件の獲得を疎かにしている
- 人脈作りを疎かにしている
この2つについて詳しく解説していきますので、稼げずに困っているフリーランスエンジニアや稼ぎたいフリーランスエンジニア、これからフリーランスエンジニアになりたい人はぜひ参考にしてください。

案件の獲得を疎かにしている
稼げないフリーランスエンジニアの特徴として案件の獲得を疎かにしている傾向があります!
具体的に言うと
- フリーランスエージェントの利用は1社だけ
- フリーランスエージェントだけに頼っている
- フリーランスエージェントを全く利用していない
などが挙げられます。
これにより案件やフリーランスエージェントの比較ができず、結局良いのかどうか判断が出来ないまま低単価な案件へ参画することになり稼げないフリーランスエンジニアになってしまいます。
フリーランスエージェントの利用は1社だけ
本当にそのフリーランスエージェントは高単価な案件を紹介してくれていますか?
1社だけではわかりません。これは比較するものがあって初めて分かるものです。
全く同じ案件でも企業によって提示される金額は違い、10万円以上違う事はザラにあります。
それはマージンや商流の問題です。
フリーランスエージェントを複数社利用し、比較する事でそのエージェントのマージン率や営業力を測れるでしょう。
複数社利用する事で最初に時間的コストは発生しますがそこは惜しまずに、より高単価な案件を獲得する為に、フリーランスエージェントを利用する場合は複数社を利用しましょう。
フリーランスエージェントだけに頼っている
フリーランスエージェントに頼る事が悪いわけではありませんが、それだけに頼るのは良くありません。
なぜならフリーランスエージェント経由では必ずマージンが発生するからです。
その分必然的に報酬が減ります。
そのためマージンを発生させない為の努力は常にしなければなりません。
方法としては、人脈などを使い自身で直接プロジェクトを抱えている企業と契約する方法です。
これが1番稼げる可能性が高いです。
ただ、フリーランスエージェントから紹介してもらった案件の方が高いということもあるのでフリーランスエージェントを活用しつつ自身での案件獲得という方向でも動いていくのが良いでしょう。
フリーランスエージェントを全く利用していない
人脈等で案件を獲得し、参画できる方が高単価を目指しやすいのは事実です。ただその案件はすべて高単価という訳ではありません。
結局その案件が高単価なのかどうか比較するには、その他の案件が必要です。そうなればフリーランスエージェントを利用するのが一番良いでしょう。
フリーランスエージェントは謂わば「案件のデータベース」です。
フリーランスエージェントを活用することは比較対象を多く作ることができるのでメリットと言えるでしょう。
また継続的にプロジェクトに参画できなければ、収入は減ります。人脈だけで継続的に案件を獲得することも可能ではありますが、皆が皆できる訳ではありません。
リスクヘッジとしてもフリーランスエージェントを活用することができます。

人脈作りを疎かにしている
人脈があることは情報を多く得られることに繋がります。
そして高単価を目指す上で重要な
- スキルの情報
- 案件の情報
- 現場(企業)の情報を得ることができます。
それにも関わらずフリーランスエージェントは一人だという概念に囚われ、人脈を作ることに動けていないのは高単価を目指す上でもったいないでしょう。
稼げるフリーランスエンジニアになるのであれば、この人脈作りも必ずする必要があります。
スキルの情報
IT業界は進化が激しく、スキルの需要はころころ変わります。
今持っているスキルだけに固執することは、後々の低単価を招きかねません。そのため常に最新のスキル動向はチェックしておくべきです。
そして実際にその技術を持っている人に話を聞くのが一番状況が分かりやすく為になりますし、市場の把握に繋がります。
そのため人脈、特に同じエンジニアの人脈が重要なのです。
案件の情報
直接プロジェクトを抱えている企業と契約するのであれば、自身の営業より人脈経由での紹介が一番効率的で良いでしょう。
最大限稼げるフリーランスエンジニアを目指すには、スキルの向上はもちろんですが、直接契約することも欠かせません。この道は避けては通れないでしょう。
そのためにも人脈を作ることが重要になってきます。
現場(企業)の情報
現場の情報もフリーランスエンジニアにとっては重要です。
フリーランスエンジニアであれば案件を変えていき、より高単価な案件へ参画するという方法もありますが、それには毎回案件を探す労力がかかりますし、現場に慣れるための時間も割かなければなりません。
もちろん様々な現場を経験し、スキルアップできるというメリットもありますが、今持っているスキルをさらにブラッシュアップするには同じ現場に居続けるという選択もあるでしょう。
しかしどれだけ頑張っても評価されてず単価アップに繋がらなければ意味がありません。
そこでフリーランスエンジニアでもきちんと評価し単価を上げてくれる企業かどうかという情報が必要になってきます。実際そのような企業も多くあります。
実際に現場に参画したことのあるフリーランスエンジニアであれば、このような情報は持っている可能性は高いと思います。

最後に
これまで説明した通り、稼げないフリーランスエンジニアの特徴は情報という面で疎かにしている傾向が多いです。
今ではフリーランスエージェントに案件を紹介してもらっているフリーランスエンジニアも増えてきています。また同じようにフリーランスエージェントもどんどん増えてきています。
検索すれば簡単に出てくるので、フリーランスエージェントの企業情報を見て良さそうな企業を複数社ピックアップし、案件の紹介を依頼するのが良いでしょう。
また人脈という部分では、これまでは現場での人脈かSNSという方法がメインでしたが、今ではフリーランス向けのコミュニティサイトもどんどん増えています。
ただ、コミュニティサイトに登録するうえで気を付けるべき点は、フリーランスでもどの職種をメインにしているかという点です。
よくあるのは、エンジニアだけでなく営業やコンサルなどのフリーランス全体を含むコミュニティサイトです。たしかにその分参加している人は多いですが、多ければ良いという訳ではありません。
そこでフリーランスエンジニアであればフリーランスエンジニアに特化したコミュニティサイトがベストと言えるでしょう。
フリーランスエンジニアに特化したコミュニティサイトはあるの?
あります!そしてズバリおすすめは「Pride」です。
Prideは現役のフリーランスエンジニア数人で運営しており、参加者はもちろんフリーランスエンジニアのみです。
同じ環境ということでフリーランスエンジニアの方でも非常に入りやすいコミュニティサイトであり、フリーランスエンジニアが必要としている情報を共有できます。
稼げるフリーランスエンジニアになるためにも、ぜひこのPrideに参加してみてください。
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